女性が働き続けるむずかしさ

働く女性

子育てとの両立・心の葛藤

女性のキャリアについて たくさんの女性が悩んでいると思います。

「結婚」「出産」などのライフイベントのたび悩んだり 給与・評価などの中で男女差を感じたり

私も子育てとの両立には悩みました

子供が1歳になるまでは育児休業をとり それからは保育園にあずけながら働きました

私の母は私が結婚する前に50歳という若さで他界しました

母に頼る事もできず、義母も働いていましたし何よりも子育てを任せる事には抵抗がありました

朝、保育園にあずけにいくと泣きながら私の足にくっついて離れない息子

仕事に遅れないかとドキドキしながらも強く引き離す事ができず保育士さんが抱っこしてくれてやっと仕事にむかうことができたのですが 車の中で子供に申し訳なくて涙があふれてくることもしばしばありました

周りの言葉にも心が痛みました「まだ小さいのにかわいそう」「3歳までは母親が育てないと」「まだ仕事続けるの?」

育児休業が終わって復帰したときは 先輩女性社員からは「私の頃は そんなに休めなかった。」「今は休みがたくさんとれていいねぇ~」「私は産後2か月で復帰したよ~」 などと言われ とても育児休暇を延長するとか育児時間をとるなど言える環境ではありませんでした

なにより『母親としてのプライド』が私を窮屈にさせていたのだと思います

日に日に大きくなっていく子供を見ていたい 大切な時間を見逃すのではないか 親子でいる時間より保育園で過ごす時間のほうが長く もっと一緒にいる時間がほしい

私は母親失格ではないのかと悩んでは育児本などを読んで落ち込んだりしていました

当時は余裕がありませんでしたが 今思えば決して悪いことばかりではありません

保育士さんたちにもたくさんお世話になりました 義母にも保育園のお迎えをお願いして、「おばあちゃんの愛情」をそそいでもらったり 友達のお父さんに遊んでもらったり 近所の方にも目をかけてもらったり…

たくさんの大人が子供を大切にしてくれる 私だけでは経験させてあげられない事を経験させてくれる友達の中でいろんな感情をかんじとれる

それって素敵なことなんじゃないでしょうか

今の時代でも同じような悩みを抱えながら頑張ってる女性はいると思います

そんな女性にアドバイス

大丈夫!子供はちゃんとわかってます。

あなたがとても大切に思っていることを あなたにとても愛されていることを あなたが頑張って仕事をしていることを そしてたくさんの大人が自分を見ていてくれていることを 

『大好きだよ~』『宝物だよ~』って ギュッとたくさん抱きしめてあげてください

きっとステキな子供に育つと思いますよ

両立は大変な事も多いですが うれしい事もたくさんあります

私は「女性の特権」だとも思います

もちろん これは私の場合です。

子育てへの考え方も仕事への考え方もプライベートへの思いも比重の置き方も みんな違いますよね

違う人間ですから違って当然ですよね 

でも こういう悩みは圧倒的に女性なんですよね

男性社会の中で働くむずかしさ

日本では女性の管理職はわずか11%ちょっとだそうです。

世界的にも少なく先進国といわれる中ではダントツに低い

『女性活躍推進法』たる法律のもと「指導的地位に占める女性の割合30%」を目標にしているらしいですが なかなか進まない 

進まない理由は?  いろいろ言われています

  • 企業側の目標設定や意識のうすさ
  • 女性を育成する環境が整っていない
  • ロールモデルがいない   など   

現実には 教育水準は男女差はほとんどないのに 就職時には差があります

仕事の割り当ても不平等。女性は出産、育児などで長期の休暇をとるからとか

仕事と家庭を両立するために仕事への時間がかぎられてくるのではないか?

などから責任あるポストになかなか就けなかったり…

女性の方にも同じような思いがあり 役職に就くことを断ることも多いのではないでしょうか

私は…

『企業は男性が作りあげた社会で その中で男性が女性が働くための対策を考え 男性が改革を進めようとしている』

という思いでいっぱいです

まず、男性の家事育児介護への協力、保育園の不足、長時間労働の改善、働き方の多様化など抜本的な見直しが必要ですよね

数字ばかり目標にして改革を進めていても進まないのは当然だと思います

それと最近 大河ドラマの『どうする家康』にはまってまして 笑

今まで大河ドラマって見たことなかったのですが面白いですね

ドラマを見てて思うのですが 男の人は昔も今も戦って勝ち取る事に意味を持つ生き物なのですね

役職に就く 出世する その事自体を追い求め

女性は役職に就く事そのものより どんな仕事ができるか やりがいを感じる事ができるかを求めている生き物なのかもしれませんね

50歳からの仕事へのモチベーション

今までは家族のため もっと言えば子供たちのため もっともっと言えば教育費のために働いていたようなものですが 子供たちも大きくなり子育てとしての私の役目もそろそろ終わり

仕事自体が楽しい時期もありました。仲間にも恵まれ みんなでやり遂げる達成感もあじわえました

しかし会社への不満と不信感でストレスの毎日 子供たちも成人し子育ての終わりが見えてきた今

なにをモチベーションにしていけばいいのやら…

 

 

やっぱり先にも書いたように やりがいを感じられる仕事 楽しいと思える仕事 自分が成長できると実感できる仕事 誰かのために頑張れる仕事 身近な人に喜んでもらえる仕事 

そんな仕事がしたい! そんな人生を送りたい! 自分の気持ちに正直でありたい!   と思います

 

これからは そんなに頑張らなくてもいいのかな 

自分の心に耳を傾け体と相談しながら(なにかと無理の効かないお年頃ですしね)興味のある事 楽しめそうな事を仕事にしていけたらいいな

もちろん50代の現実はそんなに甘くはない事もわかってます 仕事も選んでなんていられないことも

 

でも 諦めたくはないですよね 

自分の人生です 自分の人生は自分のものです!

今まで頑張ってきたんだもの これからはちょっと自分を甘やかしながら「自分の中の好き」をさがして進んでいきたい

まだまだ輝きたい! かがやいていたい!

そして大切なことは 

『どう輝くか 輝いているかどうかは 自分が決めればいいのです』

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